平成26年度 ひまわり分校の研究
1. 研究主題      「個の特性に応じた援助のあり方」

2. 設定の理由

 ひまわり分校は、市立札幌病院に入院する児童生徒を対象に設置された院内学級であり、異なる病状の児童生徒が在籍し、それぞれ異なる生活上の制約を受けている。したがって、本校においては、医療側と連携を図り、一人一人の児童生徒の実態にあわせた個別の指導計画を立て、きめ細かい指導・援助を行っていく必要があることから、「個の特性に応じた援助のあり方」という研究テーマを設定した。

3.研究の視点

本校では、児童生徒の入院期間や治療内容に応じて、医師・病棟、原籍校及び保護者と連絡を取り合いながら、学習の遅れを補完するとともに、児童生徒の心理的な安定を図る必要があることから、研究の視点を以下のように設定している。

1 児童生徒の病状・性格・心理状況を共通理解するための研修の在り方
  毎週火曜日の研修日を通して、児童生徒一人一人の置かれている状況について
  職員全体で共通理解し、個別の指導計画を作成する。

2 児童生徒の学習進度や理解度に応じた効果的な個別指導の在り方
  授業交流や研修等を通して、板書利用かプリント学習かの授業形態、体験活動か
  書物からの情報収集かの活動内容など、児童生徒一人一人に応じた効果的な個別
  指導の在り方を研修する。

3 自己学習を効果的に推進するための病棟・保護者との連携の在り方
  児童生徒が自己学習を進めるにあたって、予習・復習は欠かせないが、病棟での生
  活をおくる児童生徒にとっては、医療側の理解なくしては行うことはできない。そこ
  で、治療方針と学習方針にかかる医療側との連携の在り方について研究する。

教師は児童生徒理解に努めるとともに、在籍期間の長短にかかわらず児童生徒に自身のよさに気づかせ、自己有用感の育成につなげていくことが、本校に求められていると考える。